総集編 「洗脳」 2005 5 14
新聞や本を読みましょう。
洗脳 brain washing 2004 4 25
「洗脳」というと、カルト集団を連想するでしょうか。
しかし、ここで、問題にするのは、もっと大がかりなものです。
それは、テレビを使って、国民全体を洗脳する方法です。
驚くかもしれませんが、以下の条件を満たせば、
テレビを使って、国民全体を洗脳することができます。
1 国民の多くが、新聞を読まない。
2 国民の多くが、本を読まない。
3 多くの国民が、テレビから情報を得ている。
4 特定の個人や企業が、主要なメディアを支配している。
このように、1から4までの条件を満たせば、
テレビを使って、国民全体を洗脳することが可能です。
これは、仮定の話ですが、
たとえば、政治指導者が、毎日のように、「A国は、邪悪である」と、
テレビで、「スローガン」のように、繰返し主張したり、
あるいは、その録画を、繰り返し、テレビで放映したり、
同時に、有名な政治評論家が、それを補強すれば、
多くの国民は、洗脳されてしまいます。
さらに、有名な政治学者が、テレビで、そういうことを補強すると、完璧です。
ヒトラーは、彼の著書「我が闘争」で、このように書いています。
「民衆の圧倒的多数は、
冷静な熟慮より、
むしろ、感情的な感じで、
考え方や行動を決めるという女性的素質を持っている。
大衆の受容力は、非常に限られており、
理解力は小さいが、
そのかわり、忘却力は大きい。
効果的な宣伝は、重点を、うんと制限して、
そして、これを、スローガンのように利用し、
継続的に行なわなければならない。」